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【トレース】思い人を待ち続けた美山加恋に悲劇が…

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【トレース】思い人を待ち続けた美山加恋に悲劇が…

3月4日に、「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第9話が放送された。

同作は実際に起きた事件や経験をベースに描く、本格科捜研サスペンス。月9初主演の錦戸亮演じる真野礼二が、現場に残された痕跡から被害者の思いや無念を明らかにしていく。

前話では、幼馴染みの若者たちの間で起きた殺人事件を解決に導いた礼二たち。今回は、アパートの一室で発見された女性の他殺体をめぐる謎に挑む。

殺人犯はかつて虎丸が逮捕した人物?

今回、礼二とノンナ(新木優子)が担当するのは、頭を殴られ殺害された綾乃(美山加恋)の遺留品鑑定。現場に残された指紋などから、被疑者として浮上しているのは綾乃の元恋人で仮出所したばかりの富樫(和田正人)だった。

富樫は行方をくらましているものの、かつて富樫を逮捕した虎丸(船越英一郎)は更生を誓った彼が犯人だとは信じられないという。

いっぽう綾乃には既に関口(長田成哉)という婚約者がいることが分かり、“痴情のもつれ”が動機だとして捜査が進められていく。さらにポイントとなったのが、彼女の頬に残ったバラのトゲによる傷跡。事件当夜に富樫がバラの花束を購入していたことが判明し、花束で頬を殴打したのではないかと推測されたのだ。

礼二を頼り頭を下げる虎丸

礼二のもとへ赴いた虎丸は、富樫の父親が強盗殺人犯だったため彼は幼少期から何かあるたび疑われていたと説明する。そんな富樫に唯一味方したのが、バイト先で出会った綾乃だという。たとえ個人的な“主観”であっても富樫を信じたい虎丸は、礼二に頭を下げて再鑑定を依頼するのだった。

いっぽうノンナは、以前死体となって発見されたホームレス・新妻について礼二がいまなお調べ回っていると察知。ノンナから話を聞いた虎丸は捜査資料をたどり、礼二が「武蔵野一家殺人事件」の生き残りだと知って驚きを隠せなかった。

そのころ科捜研では礼二の鑑定によって、綾乃の頬についた傷は富樫の購入したバラとは別のものだと判明する。

科捜研で虎丸が報告を受けていると富樫から連絡があり、彼は今から報復に行くと明かした。かつて関わった暴力団が綾乃を殺したのだと富樫は決めつけており、虎丸の言葉すら聞き入れようとしない。

そんな富樫を一喝したのは礼二で、自分もかつて大切な人を失ったと諭す。やがて富樫から綾乃を発見した状況を聞き出すことに成功すると、礼二は虎丸とともに事件現場のアパートへと急行した。

あまりにも身勝手な犯行動機

富樫の証言から礼二は、彼が綾乃を発見したときクローゼットの扉が閉まっていたと推測する。さらに鑑識の写真では扉が開いており、富樫の訪問時に犯人がクローゼット内に潜んでいた可能性があるというのだ。

礼二はクローゼット内の遺留物を採取して鑑定を進め、同時に科捜研メンバー総出で通話音を解析して彼の潜伏先を絞り込んでいく。

無事発見され無実も証明された富樫に、綾乃を殺害したのは婚約者とされていた関口だったと虎丸が告げる。関口は綾乃に横恋慕したあげく勝手に綾乃の婚約者を名乗り、一向に振り向かない彼女を手にかけたのだ。

悲痛な表情を浮かべる富樫に、虎丸は綾乃の遺品となった指輪を渡す。それはかつて富樫がプレゼントした指輪で、出所を待ち詫びていた綾乃の思いを知った富樫は嗚咽を漏らすのだった。

名子役だった美山加恋が醸し出す“儚さ”

第9話ではゲスト出演の美山加恋が、約13年ぶりとなる月9登板を果たした。

大人の女性へと成長した美山の美貌に注目が集まったいっぽうで、元恋人との再会を待ち続ける“儚さ”をたたえた演技が視聴者の涙腺を刺激。今回は残念ながら被害者の立場となってしまったが、回想シーンで富樫と仲睦まじく過ごす日々が事件の悲劇性を強くしたのだ。

ネット上にも美山の演技力を称賛する声が多く、「さすが名子役だった加恋ちゃん、感情の表し方がめちゃくちゃ上手い」「美山加恋の演技力がさらに上がってて胸が締めつけられた…」といった反応が溢れ返っている。

第10話で礼二は、「武蔵野一家殺人事件」の調査協力者・早川(萩原聖人)と再び対面。早川からどのような情報がもたらされるのか見逃せない!

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