コラム

忍者ネタで世に出たラジオスター

  • twitterTwitter
    でシェア
  • twitterFacebook
    でシェア
  • LINEで送るLINE
    でシェア

忍者ネタで世に出たラジオスター

いつの時代も深夜ラジオで若者から支持を受け、テレビでスターとなる道がお笑い芸人にはある。若かりし頃のとんねるずダウンタウンナインティナインなどその道で人気者になった例を挙げると枚挙に遑がない。そして現在、そんなラジオ界で若者、特に男性から圧倒的人気を誇っているのがアルコ&ピースだ。現在ラジオのレギュラーだけでコンビ・ピン合わせて3本抱えているほど彼らのトークが面白いと話題になっている。そしてその人気からテレビでもMCを務めており、「勇者ああああ」というゲーム素人でも楽しめるゲーム番組もド深夜の放送ながら人気番組となっている。そんなラジオから人気に火がつきはじめたアルコ&ピースを紹介する。

■引退危機から転機

2006年に平子と酒井でコンビが結成されたが、すぐに人気が出たわけではない、テレビの露出もなく事務所の移籍などもあり行き詰まっていた。そして平子は結婚し、子供が生まれており、経済的にも苦しかったことから、「THE MANZAI2012」で結果が出なければ芸人を引退しようと考えていた。そしてなんとか「THE MANZAI2012」の決勝に進出すると、そこで転機が訪れた。
決勝で披露された「忍者」ネタが審査員全員の票を集める高評価を受けて笑い飯を下し最終決戦に進出し、3位に入賞。「THE MANZAI」で知名度をあげたことにより、テレビでの露出が増えた。さらに「笑っていいとも」の隔週レギュラーも決まるなど引退危機が一転、売れる兆しを見せはじめたのだった。

■リスナーを怒らせた

彼らがラジオで人気者ときっかけとなったのが、オールナイトニッポン0(ZERO)という深夜3時からのレギュラーを得たことである。
深夜3時というラジオ好きの若者しか聞かない時間で、シュールな世界観を前面に押し出した番組を放送。するとラジオ愛をこじらせたリスナーから熱狂的支持を受け、民放単独首位を何度も獲得するなど、彼らの番組がラジオ界を席巻していた。しかし3年続いた番組だが、ついに2016年の3月に番組が終わることが決まった。するとリスナーが激怒。SNSでラジオ終了を反対する声が多く上がった。さらに番組最終回放送後はtwitterトレンドでトップになり、朝5時にも関わらず300人以上の出待ちが集まるなど最後まで終了が惜しまれた。
しかしその半年後にTBSラジオで新たなレギュラーが決まるとファンは歓喜。今も男性リスナーに愛されている。

■あとは女性ファンを獲得できるか

ラジオやゲーム番組で男性から人気があるものの、深夜番組のMCという域から脱していないアルコ&ピース。ゴールデンの番組に出演しても大きなインパクトを残せていない。ラジオスターで終わらないためにも女性ファンを獲得できるかが鍵となる。世の中を斜め上から見る芸風では一般受けは難しいため、今後はいかに大衆受けを狙えるかそこにかかっている。

関連記事