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【小手伸也】バイトをやめた遅咲きの中年の星

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【小手伸也】バイトをやめた遅咲きの中年の星

昨年4月期の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」で神出鬼没の男・五十嵐を演じた俳優の小手伸也。無名のぽっちゃりしたおじさんながら、主役の長澤まさみに負けない存在感で注目を集め、昨年10月期の「SUITS /スーツ」では織田裕二のライバル弁護士を好演しブレイクを果たした。バラエティ番組にも呼ばれるようになり、普段もおもしろいと、その愛すべきキャラクターが受けている。そして4月からは、「集団左遷!!」と朝ドラ「なつぞら」への出演が決定するなど多忙を極めている。そんな中年になっがら、わずか1年で人生が180度変わっ小手伸也を紹介する。

■最後のチャンスを掴んだ

現在45歳の小手は、演劇をやりたいという思いから2浪して早稲田大学へ入学。その後演劇の道に進んだが日の目を見ることがなかった。そして2017年、三谷幸喜作「子供の事情」という舞台に出演。しかしそれ以降のスケジュールが真っ白。ここでダメなら俳優の道を諦めるしかないと思っていたところ、想像以上の反響があり、オファーが殺到したという。
俳優人生最後になるかもしれないチャンスを掴んだ小手は、「SUITS /スーツ」ではディズニーアニメに出てきそうな喋り方や表情、しぐさといった嫌なやつだけど愛嬌のあるクセ感が視聴者に面白がられた。舞台で鍛えられた演技力がここにきて、ドラマで彼を生かす持ち味となっている。

■ついにバイトをやめる

バラエティ番組に彼が出演したときに、何度か話されているのが月9に出た後もコールセンターでバイトを続けていたことである。特に「しゃべくり007」では有田哲平堀内健を中心に、クレーム対応するコールセンターのコントに何度も付き合わされ、彼が壊れていくところが大受けした。さらに「しゃべくり007」の収録後にバイトを予定しており、早く終わりたいと言ったコメントも残していた。
そんなバイトも一生懸命な彼であったが、ついにバイトをやめたとコラムで明かした。多忙のためシフトを守ることが難しくなり、コールセンターからクビを通達されたのだ。一つトークのネタがなくなることはもったいないがある意味で下積みがついに終わり、これから俳優一本で活動をするきっかけにもなったと思われる。

■勝負の年

45歳でのブレイクともあり「シンデレラおじさん」と話題を集めが、今年は勝負の年と語るほどさらなる飛躍が期待されている。
1月の連ドラ「私のおじさん~WATAOJI~」にレギュラー出演し、4月からは朝ドラ俳優の仲間入りも果たす小手伸也。遅咲きの中年の星として令和の時代にどんな存在感を発揮してくれるのか彼の活躍か楽しみだ。

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