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MC力が評価される元祖高学歴芸人

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MC力が評価される元祖高学歴芸人

ロングヘアに白いヘアバンドを着用し、エアロビの動きをしながら鋭い一言を繰り出す「小心者克服講座」でブレイクしたふかわりょう
今でこそ当たり前となった高学歴芸人だが、彼のデビュー当時は慶應義塾大学卒業というお笑い界の高学歴というのは異色な存在でもあり、それをいじられることもあった。
そんな彼だが現在、大人気番組「5時に夢中!」のMCとして才能を発揮する傍ら、DJや俳優に執筆活動とマルチな活躍を見せている。本日は、曲者ぞろいのコメンテーターたちを見事に捌くふかわりょうのMC力を紹介する

■白米のようなMC

MCといえば番組の顔のような存在で、番組名を聞くだけで視聴者もMCの顔を思い浮かべるほど番組においてのMCの存在感というのは大きい。しかし「5時に夢中!」においてMCのふかわの存在感は、皆無と言っていいほどない。ただ、その存在感のなさがむしろ特徴であり、アクの強いコメンテーターの長所をより引き立てる役割となっている。
彼のMCスタンスにはタモリの存在が欠かせない。帯番組は日替わり定食のようなものであり、MCは主張が強すぎない白米であるべき。毎日変わるゲストの良さを引き出すことが帯番組のMCの役割であり、そのお手本がタモリだという。しかし味の濃いおかずのおかげで、白米が目立つこともある。だからこそ安定感のある彼のMCは、視聴者にも支持されているのだ。

■抜群の返し

昨年行われた「報道・情報番組のキャスター、誰が一番好き?」というウェブアンケートで、数々の人気キャスターを押しのけ一位に輝いたふかわ。彼が支持されるのはただ、白米のようなMCだからだけではない。
そこには「高学歴芸人」「シュールな笑い」という彼本来の素地がある。一癖も二癖もある出演者に対して、バラエティで鍛えられたアドリブ力や頭の回転の早さ、そしてユーモアかつ鋭い返しの一言が、共演者の魅力をより輝かせている。彼の返しの一言が番組を盛り上げ、そして番組をうあくまとめる要因になっている。

■シュールの貴公子から人気MCへ

デビュー当時、ふかわは「シュールの貴公子」として人気を集め、その後イジられ芸人になったり「ロケットマン」名義でDJをするなど紆余曲折あったが、ここに来て人気MCの地位に登りつめた。相手を生かしながら、自分も知性的な切れ味あるコメントを見せる司会術は、最近の司会者にはいないタイプである。安定感あるMC力でこれからも猛者たちの手綱をうまくさばく姿に注目である。

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