コラム

朝の顔に抜擢された福岡の優しい漫才コンビ

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朝の顔に抜擢された福岡の優しい漫才コンビ

4月からイノッチの後任としてNHK朝の情報番組「あさイチ!」の新司会者を務めるお笑いコンビ、博多華丸・大吉。 博多弁を多用した漫才で活躍し、とぼけた言動や親父ギャグのようなボケで、とにかく人の良さが滲み出ている華丸と、相方のボケを優しくそっとなだめるような言葉で突っ込む、見た目も芸風もスマートな大吉。
二人は、昨今のバラエティ番組に多いひな壇のトーク番組でもガツガツ前に出ず、ドシっと構え、自分の番が回ってくると鋭い一言で笑いを生み出し、若手芸人にはない大人の余裕でどの世代からも好感度が高い。博多弁で話す二人に誰もが親しみやすさを覚え、肩の力が抜けたトークに誰もが安心する。そんな朝の顔にピッタリな博多華丸・大吉を紹介する。

■穏やかで優しい漫才

彼らの漫才の特徴は「誰も傷つけない優しい漫才」である。華丸が「〇〇になりたい」やお酒、宴会、福岡や九州を題材にした漫才を展開するが、華丸のボケに大吉は決して叩いて突っ込まない。大吉が優しくなだめる優しい漫才はファミリーでも見られる漫才になっている。さらにM-1グランプリなどの影響で短い時間にボケを多用スタイルが増えている中、ゆったりした間で丁寧にボケとツッコミを繰り広げる漫才にお年寄りも置き去りにされることがない。そしてこのスタイルをビートたけしも褒め、ナイツ・土屋から「どつかない漫才の一番上の存在」、銀シャリ・橋本は「スーパーリスペクト。ああいう感じになりたい」と同業者からもコンビの理想のように賞賛されている。穏やかで優しい漫才は誰からも好かれる二人の根幹になっている。

■コンビ仲が好感度に直結

かつてお笑いの世界はコンビ仲が「悪い」ことが良しとされる風潮があった。相方のプライベートや連絡先も何も知らないがかっこいいとされてきたが、現在のお笑い界はコンビ仲の「良さ」が好感度に繋がっている。
バナナマンおぎやはぎなどコンビ仲が良く、番組でも戯れている姿が見受けられる。その中でも特に良いと言われているのが、サンドウィッチマン博多華丸・大吉である。お酒を飲む番組でゲストのお笑いコンビと相方を交換して飲むという企画ながら、華丸は大吉を指名したという。さらに「THE MANZAI2014」で優勝後、大吉が華丸に感謝のメールを送ったというエピソードやコンビでカラオケに行くときは必ず「青春アミーゴ」を歌うなどコンビ愛溢れるエピソードが盛りだくさんで、仲の良さが嘘じゃないから、視聴者も微笑ましく二人のじゃれ合いを楽しんでいる。

■タレントパワー芸人部門2位

2017年に調査されたタレントパワーランキング芸人部門で2位にランクインした彼ら。大吉のM-1審査員の影響だけでなく、番組に出れば必ず笑いをかっさらい、テレビに欠かせない存在と世間も認知しているからだと思われる。そんな彼らが4月からどんな朝の顔となってくれるのか注目である。

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