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壮絶な役作りも厭わない役者魂の塊

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壮絶な役作りも厭わない役者魂の塊

妊活をテーマにしたドラマ「隣の家族は青く見える」。妊活というデリケートな問題をコメディタッチに見せ、でも茶化しているわけではなく、見た人が「妊娠・出産に関していい勉強になる」や「不妊治療に飛び込んでくれるドラマはありがたい」と評判も上々である。松山ケンイチが演じる、良くも悪くもおおらかな性格の主人公の夫は、無邪気に奥さんを傷つけるところもあるが、優しさに溢れた役であり、SNSで彼を素敵という声も多く上がっている。
そんな松山は役作りとなると、外見も変化させることで有名である。近年では役のために体重20キロ増量させたのが記憶に新しい。役者魂が熱い、松山ケンイチを紹介する。

■1年半かけた役作り

松山が一時、激太りをしたことが話題になった。実は主演映画「聖の青春」の役作りのためであったが、知られていないときは、多くの人を驚かせた。29歳で亡くなったプロ棋士・村山聖の壮絶な生き様を、徹底した役作りで臨んだ。その準備期間は1年半以上。そして本人も村山を演じるための覚悟として体型を変えるまでこの作品を演じたいという気持ちが強かったと語っている。
これまでも出演作で役になりきる“憑依型俳優”という印象が強い松山だからこそ、演技力だけでは補えない役作りやのめり込みのせいで、芝居を終えても、本来の自分を取り戻すことに苦労した時期もあるという。そんな命をかけるほど芝居にかける思いが強い松山だが、今は家族の存在で、オンとオフを切り替えるようことができるようになり、仕事だけを生き甲斐にしたくないと価値観も変化している。

■うまい役者と言われたくない

かっこいい役から、「ど根性ガエル」「珍遊記」といったコミカルな漫画のキャラまで幅広い役を徹底的に演じる松山であるが、“うまい役者”と言われるのが嬉しくないという。
「うまいと言われるくらいなら、“何かわからないけど、気持ち悪い”とか言われたほうがいい。やるからには、観る人に何かしらのインパクトを残したい。もし、全身全霊で挑まないで小手先で芝居してたりしたら、観る人にバレてしまうんじゃないかって思う」と芝居にかける思いを告白している。上手い芝居よりも本気の芝居を見せることが彼にとっては重要であり、その本気を示すのが、役によって性格や体型を変化させることと思われる。役者魂を感じさせるからこど彼のファンも多い。

■驚きを与えたい

松山が芝居をするにあたり、嬉しいことの一つが、「自分の芝居や作品を通して、新たな発見や驚きをお客さんに与えられたら嬉しく、それがモチベーションになる」と語っている。命をかけて、こだわりにこだわり抜いた役作りと芝居。そんな熱すぎる役者魂の塊・松山ケンイチが今後の芝居でどんな驚きや感動を提供してくれるのか注目である。

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