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キングと呼ばれるリアクション界の新スター

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キングと呼ばれるリアクション界の新スター

テレビの視聴率低下が叫ばれる昨今、視聴率20%超えを連発する「世界の果てまでイッテQ!!」。日曜20時からのゴールデンタイムに老若男女が楽しめる番組として愛されている。
この番組がすごいの視聴率だけではない。番組から多くのスターが誕生したところである。イモトみやぞんといった無名の芸人を有名芸人に押し上げ、宮川大輔はお祭り男として感動と笑いを提供してくれている。そしてかつて、抱かれたくないランキングや嫌いな芸人ランキングで常に上位を占めていた出川哲朗を、この番組によって子供から愛される芸人へと世間の目を変えた。さらに番組から人気者になったのがロッチ・中岡である。外国人YouTube職人が投稿した動画に挑戦する映像は、毎回予測不能な衝撃的展開でお茶の間を笑わせている。そんな上島竜兵・出川に次ぐリアクション芸人として台頭し始めた中岡創一を紹介する。

■コントに定評も燻る。

ロッチといえば、「キングオブコント」で3度ファイナリストに選ばれ、2015年には優勝まであとわずかというところでコロコロチキチキペッパーズに逆転負けはしたが、作り込まれたコントには定評があった。さらにテレビでの露出機会も多かった。しかしブレイクするわけでもなく、インパクトを残した番組もなく、どこか燻っていた。
しかし、中岡は先述の外国人YouTube職人の動画に挑戦する「Qtube」の中で、これまで氷トランポリンジャンプ、風船早着替え、強風ココア作りといった数々の企画に体当たりで挑戦。そして必ずといっていいほど失敗をしてきた。彼のトレードマークであるパサパサの髪の毛が見るも無残になるその失敗姿は、マヌケで情けなくておもわず誰もが笑わずにはいられなく、イッテQでの迷活躍を機に一気にブレイクを果たした。

■嘘くさくないリアクション

イッテQのおかげで、中岡のリアクションが面白いということが世間的にも認知され、それ以降ドッキリ番組にも“ドッキリされる側”で多数出演。彼のリアクションが嫌われない要因が、かつてのリアクション芸のように、「うるさい」「オーバーすぎる」「わざとらしい」といったものではなく、「驚きすぎて本当にリアクションが取れない」といった素に近いリアクションが今までのリアクション芸人とは一線を画している点にある。
素に近いリアクションをする背景には、出川のアドバイスが大きかったと語っている。ある時、出川から「リアクションするな。お前は素の方が面白いから」とアドバイスを受け、それ以来肩肘張って頑張るよりも、「素」を意識して番組ロケに臨んでいることを明かしている。そんな素に近いリアクションだからこそ、嘘やわざとらしいという視聴者の目線は排除され、彼のリアクションを純粋に見てしまうのではないかと思われる。
「キング中岡」としてリアクション界で輝き始めた中岡。これからも様々な失敗や、素のリアクションで視聴者に笑いを届けくれることを、これからも期待したい。

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