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【いだてん】中村勘九郎の夢が叶った瞬間に感動の声続出!

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【いだてん】中村勘九郎の夢が叶った瞬間に感動の声続出!

2月3日、「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK、日曜午後8時)の第5話が放送。同作は脚本家・宮藤官九郎が手掛けた作品で、日本人の“泣き笑い”が詰まった激動のオリンピック史が描かれている。同話では、いよいよオリンピック選手の選抜大会が開幕。観客は大いに盛り上がり、競技場では100m走の予選会が始まろうとしている。多くの選手たちが集う中、主人公・金栗四三(中村勘九郎)はというと… 道に迷っていた。

手に汗握る激闘のマラソン大会!

時は明治44年、場所は東京・羽田。全国から来た健脚の学生たちが己の腕を競い合う一方で、“運動会の覇王”と称される男・三島弥彦(生田斗真)は審査員を務めていた。三島家の圧力で大会不参加を余儀なくされていたが、白熱する会場に彼のスポーツ魂は疼くばかり。結局気持ちを抑えられなかった弥彦は、急遽短距離走に参戦。見事1位を獲得し、そのまま400m走と800m走の優勝も勝ち取る。

その頃ようやく会場に辿り着いた四三は、ついに10里に及ぶ未曾有のマラソンに挑む。いよいよ切って落とされた決戦の火蓋。参加者たちが次々とスタートを切る中、四三は最後尾を走っていた。

途中雨に見舞われるも、自分のペースを貫き通す四三。やがて雨も止み、青空から強い日差しが。暑さにやられて脱落者が続出する中で、四三は着実に順位を上げていく。

ライバルたちを抜けば抜くほど、沸き上がる競争心。ここから四三はペースをどんどん上げていき、気づけば2位に躍り出ていた。そして激闘に次ぐ激闘の末、四三は1位でゴールイン。

世界記録を上回るタイムに、大会主催者・嘉納治五郎(役所広司)は大喜び。「金栗くん、君こそ世界に通用する韋駄天だ!」と言葉をかけながら、四三と熱い抱擁を交わす。

その時四三の頭によぎったのは、父と共に熊本を目指した幼き頃の思い出。当時は“嘉納に抱っこしてもらう”という目的を果たせなかったが、今はその夢が現実のものに。長い時を経て夢が叶った四三は、嘉納の胸の中で喜びを噛みしめるのだった。

予選会終了後、四三は播磨屋へ…

予選会が終わり、宿舎も町もお祭り騒ぎ。足袋を購入した播磨屋(はりまや)も、四三が店を訪れた際には家族総出で出迎えてくれた。

しかし四三が今回店を訪れたのは、足袋の改良をお願いするため。「走りづらい」「砂利道に向かない」「正直、走る時に邪魔だった」など言いたい放題の四三に、店主の黒坂辛作(ピエール瀧)は思わず激怒してしまう。

いっぽう三島家は、弥彦の功績に対して全くの無関心。労いの言葉ひとつもない三島家だったが、当の弥彦は「それが三島家の定め」「僕が有名になろうが、日本一になろうが、学生の道楽に変わりはない」と至って冷静だ。

同じ頃、若き日の古今亭志ん生・美濃部孝蔵(森山未來)は運命の出会いを果たす。彼は生っ粋の江戸っ子で、10歳の頃から酒とバクチに溺れる毎日。

しかし落語家・橘家円喬(松尾スズキ)の噺を聞いたのを機に、落語へ興味を注いでいた。そんな憧れの存在ともいえる橘家円喬が、今目の前に。孝蔵は決死の覚悟で懇願し、見事弟子入りを果たすのだが… 彼が四三とどう絡んでいくのかはまだ先の話。

日本人のオリンピック出場が徐々にカタチになり始める中、オリンピック開催まであと半年を切った―。

感動のゴールシーン… その時、鬼教官が放った言葉とは

同話で最も印象的な瞬間といえば、四三のゴールシーンだろう。ネット上でも様々な感動の声が上がり、「四三と嘉納先生の抱擁からの、幼少時代の回想シーンは泣けますって…」「四三、おめでとう! 長年の夢が叶って良かったね」「第1話で見たことあった光景なのに、同じ場面でさらに感動させるって凄い」といったコメントの数々が。

中でも注目してほしいのが、東京高等師範学校の教授・永井道明(杉本哲太)が四三にかけた言葉。人々が四三のゴールや世界記録更新を祝福する中、彼だけは「とにかく無事で良かった」と四三の身を案じていた。生徒たちからは“鬼教官”と恐れられている永井だが、実は誰よりも生徒想いの男なのかもしれない。

第6話では、嘉納が莫大な派遣費用について頭を抱える。おまけに四三は“負ければ腹切り”かと不安を募らせ、弥彦は“ストックホルムには行かない”と言い出す始末。まだまだオリンピック参加への課題は山積みだが、来週も物語は面白くなりそうだ。

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