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「ワカコ酒」だけじゃない…食べ顔美人女優は誰だ

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「ワカコ酒」だけじゃない…食べ顔美人女優は誰だ

美しい女優さんがガッツリと食べる姿は、見ていてスカッとするもの。最近のドラマ界では食レポ作品がトレンド化していますが、現在シーズン4が放送されているBSテレビ東京「ワカコ酒」(月曜深夜0時~)で、アクション女優としても人気の武田梨奈が素晴らしい食べっぷりを披露しています。

食レポドラマが増えてきた現在、その“食べる演技”も注目すべきスキルとなりつつあります。そこで、今回は食をテーマにしたドラマで、見事な食べ顔を披露してくれた女優にフォーカス。その演技を筆者の独断と偏見で採点していきたいと思います!

■「忘却のサチコ」の高畑充希

2018年の新春にスペシャル版が、10月から連続ドラマが放送されたテレビ東京「忘却のサチコ」。結婚式の当日に新郎に逃げられてしまった、文芸誌のアラサー編集者・佐々木幸子が、辛い出来事を忘れるために美味しいものを探すというストーリーです。

幸子はややワーカーホリック気味の、冷静沈着な鉄の女。しかし、日常を忘れて食に対峙する瞬間は鉄面皮が崩れ、恍惚の表情を浮かべます。食べることに没頭している時、一番いい顔をする……。それが幸子というキャラクターの持ち味です。

そんな幸子役になった高畑充希の食べ演技はというと、とにかくパワフルです。ただ、むやみにガッツいているわけではありません。「目の前にあるコレを食べたくて、美味しくて仕方が無い!」。そんな体を突き上げるかのような衝動が、前面に押し出されているのです。

美味しいものを目前にした人間の素直な欲求を、ストレートに伝えてくる食べっぷり。それは、確実に視聴者にも「それ食べたい」欲を沸き立たせてくれます。

■「花のズボラ飯」の倉科カナ

NHK ドラマ10「トクサツガガガ」(金曜22時~)で、悪の女幹部的なスタイルを披露するなど、その色っぽい演技が話題になっている倉科カナ。彼女の連続ドラマ初主演作品は食レポドラマでした。

TBS「花のズボラ飯」(2012年)は、夫が単身赴任中のズボラな主婦・駒沢花が主人公。日々の食事をズボラに切り抜けようとする、日常系グルメドラマです。

花は家事が苦手で手先が不器用。アルバイトが休みの日もソファーから動かず、のんべんだらりと生活しています。そんな彼女が唯一といっていいほど頭を使っているのが食事のことです。とはいっても素敵なレシピや工夫満載のアレンジを考えるわけではありません。“いかに手を抜いて美味しいものを食べるか”に脳をフル回転させているのです。

花を演じる倉科カナの食べっぷりは、行儀やオシャレ感は二の次、三の次。ただ、ズボラに作ったにも関わらず、予想を超えて美味しく出来上がった時の喜びや、お腹が満たされた後の幸せの表情が愛らしく、見ていて思わずほっこりしてしまいます。「ああ~花ちゃん、良かったねえ」と微笑ましく思いながら、「自分もソレやってみよう」なんてズボラの連鎖を生んでしまうのでした。

誰もが飼っているズボラ心を肯定してくれる。そんな、倉科カナの演技を見ていると、明日も頑張ろうと思える人は多いはず。

■「ラーメン大好き小泉さん」の早見あかり

日本人の大好物といえばラーメン。そのラーメンと美少女という、異色のコラボが話題を集めたのがフジテレビ「ラーメン大好き小泉さん」(2015年)です。これが連続ドラマ初主演となった、元ももいろクローバーの早見あかりが、主人公の小泉さんを演じています。

小泉さんは美人だけど、とってもクールな女子校生。口数も少なく笑顔もないミステリアスな存在です。そんな彼女が気になって仕方ない同級生は、下校する彼女の後をつけるのですが……向かった先は人気のラーメン店。そこで小泉さんは一心不乱にラーメンを食べ、学校では見せない最高の笑みを浮かべます。

もともとクールなイメージのある早見あかりにとって、小泉さんは完全な当たり役。凛とした美しさをたたえる彼女が、ラーメン屋では汗だぐになり、豪快に麺をすする様は「爽快」のひと言です。がむしゃらな食べっぷりの後に見せる恍惚の表情には、思わずドキリとさせる魅力がありました。早見あかりがアイドルから女優へと華麗なる転身を遂げた、記念碑的な一作です。

■「女くどき飯」の貫地谷しほり

食べ顔美人が見られる作品といえば、TBS「女くどき飯」(2015年)を忘れてはいけません。これはグルメ情報コンテンツに連載された、峰なゆかのエッセイを原作とした作品。貫地谷しほりが、アラサーで彼氏いない歴5年のライター・神林恵役を演じました。

作中での恵は自身の連載企画で、初対面の男性たちと外食デートを繰り返します。舞台となる料理店は、男性ゲストの行きつけのお店。そこで食事をしながら口説かれるも、最終的には毎回フラれてしまうというストーリーです。

原稿料の大半を外食につぎ込む恵は、ことグルメに関しては膨大な知識を備えています。そんな彼女の心すらも震わせる、美味しい料理の数々。恵はその感動を秀逸なグルメレポートに乗せて表現するのでした。「これは説明不可能」なんて潔いコメントをはじめ、絶妙な言葉のチョイスがまた面白いです。

この作品の魅力は、貫地谷しほりのかわいさに尽きます。顔もかわいい、ファッションもかわいい、そして食べっぷりもかわいい! 食事が進むにつれて相手に恋に落ちていく演技に、完全にノックアウトされてしまいます。男性なら「こんな食べっぷりの女の子をお店に連れていきたい」と、女性なら「こんな食べっぷりの女の子になってみたい」と、きっと思うに違いありません。

今後もますます増えていきそうな予感の食レポドラマ。近々、新たな食べっぷり女優が誕生することをぜひ期待していきたいと思います!

(文/もちづき千代子@H14)

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