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ダンディなドロ刑のマスター、実は父が生島ヒロシ!?

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ダンディなドロ刑のマスター、実は父が生島ヒロシ!?

新米刑事と“幻の大泥棒”がコンビを組んで捜査にあたる、日本テレビの新感覚ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課」(土曜22時~)。このドラマでにわかに注目を集めているのが、バーのマスター・宵町時雄です。

刑事の班目(中島健人)はとあるバーで、煙鴉(遠藤憲一)と密会。時に仕事について愚痴り、時に事件のヒントをもらいます。そんな2人をバーのマスターが、カウンター越しに見つめています。時折、昭和の名優の逸話を披露するので、話は聞こえているようですが、決して口出しはしないというミステリアスかつダンディな存在です。

この渋いマスターを演じているのが生島翔。ハリウッド作品に出演するなど、ワールドワイドな活躍を見せている注目の人物です。

■15歳でアメリカへ留学。コンテンポラリーダンサーとして開花

生島翔は15歳で留学のために渡米し、そこでコンテンポラリーダンスを学んでいます。卒業後は、コンテンポラリーダンサー、コリオグラファーとしてアメリカやヨーロッパで活動しました。

ただ、実はこの留学、中学時代に兄が出席する予定だった留学説明会に、寝坊した兄の代わりに行かされたことに端を発します。説明会で「海外で何を学びたいか?」と聞かれ、興味をもっていた「芝居」と答えたところ、カリフォルニアに寄宿舎がある芸術学校を教えてもらったようです。もともと留学には興味があったそうですが、そこでにわかに本気になり、インターネットで留学できる芸術系の学校を調べまくったとか。メールで面接の段取りをつけたところで、ようやく父親に相談したそうです。

その父というのが、アナウンサーの生島ヒロシ。彼自身も若かりし頃に留学しており、子どもたちにも留学を経験させたかったらしく、「冬休みに面接に行ってこい!」と背中を押してもらい、留学へとこぎつけました。

ちなみに寝坊した兄というのが、俳優の生島勇輝。そう、生島翔は芸能一家の出身なのです! とはいえ、留学先でアナウンサーでも、当初興味があったという俳優でもなく、ダンスの道に進むあたりは、自分の道は自分で切り開くといった決意の表れでしょうか。

■一念発起で俳優の道へ!しかし父ヒロシは大反対!?

海外でコンテンポラリーダンサー、振付師としてのキャリアを積んだ生島翔ですが、もともと留学して学ぼうと思っていた俳優へと転身するため、25歳で帰国。日本で俳優としてキャリアをゼロからスタートさせています。しかし、留学の背中を押してくれた父は、今度は大反対。「今からでも遅くないから就職してくれ」と言われたのだとか。芸能界の厳しさを知る父親の、まさに“親心”でしょうか。

そんな父の心配をよそに、彼はテレビドラマ、映画、舞台と幅広い活躍をみせ、2018年にNetflixを通じて全世界配信されたハリウッド映画『DARC/ダーク』で準主役に抜擢されました。この作品で生島翔は主人公の母親を殺した暴力団の三代目役となり、留学で培った英語力と、コンテンポラリーダンスで鍛えた身体能力を生かし、派手なアクションを披露しています。

なお、俳優活動にこそ賛成しなかったものの、親子関係は良好な様子。生島翔がバラエティー番組に出演した際には、父のことに言及。父はラジオで自分のことを度々ネタにしており、ついには彼女と別れたことまでバラされてしまったそうです。街でリスナーの方と会ったときに「彼女と別れたんだって?」と言われて驚いたと、逆に“ネタ”として語っていました。

また、父の出演するラジオ番組「生島ヒロシのおはよう一直線」で、生島翔はラジオ体操企画の振り付けを担当。「TBSラジオおはようヒロシ体操」の誕生に一役買っています。

コンテンポラリーダンサーとして世界的な活躍をみせ、俳優としてはアクションから時代劇までをこなし、バラエティー番組では明るく朗らかな一面も見せる生島翔。さまざまな魅力を発揮する彼のこれからの活躍に注目です! 

なお、来年3月には、座・高円寺2で上演されるAgent-kの「音楽劇 鬼女」に出演予定。藤沢周平の時代小説を脚色した異色のミュージカル作品で、生島翔はダンスも披露するようです。果たして、どんな作品になるのか、こちらも要注目ですね。

(文/地江仲慶太@H14)

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