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飼育係・相葉が獣医に!他にもある獣医ドラマあれこれ

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飼育係・相葉が獣医に!他にもある獣医ドラマあれこれ

10月12日(金)にスタートするテレビ朝日系「僕とシッポと神楽坂」(金曜23:15~)。東京神楽坂の動物病院を舞台に、若き獣医師とそこに集う人々の人間模様を描きます。

主人公の獣医師・高円寺達也(通称“コオ先生”)を演じるのは相葉雅紀。「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ)では“飼育係”として長年動物と触れ合ってきただけに、このドラマで動物を相手にどんな演技を見せてくれるか楽しみです。

医療モノはドラマの定番ジャンルの1つですが、獣医が活躍する作品もこれまでにいくつかありました。今回は、そんな“獣医ドラマ”の名作を振り返ってみましょう。

■獣医版ブラックジャックや獣医版寅さんがいた!?

TBS系「獣医ドリトル」(2010年)では、小栗旬が主人公の獣医で“ドリトル”こと鳥取健一を演じました。この主人公、獣医としての腕は超一流ながら、「獣医はビジネス」だと言い切る“獣医版ブラックジャック”ともいえる異色のキャラクター。患畜を連れてきた飼い主に平然と高額な報酬を要求します。

とはいえ、実はドリトルは金儲けに興味はありません。動物も人間も命の尊さは平等と考えており、高額な要求は飼い主が動物の命と本気で向き合う覚悟があるのかを問うているのでした。ビジネスライクに振舞うも、内面には動物に対する熱い思いを抱えるドリトルを小栗が好演。クールさの陰に熱い思いと優しさが見え隠れする演技が感動をよびました。

「獣医ドリトル」が“獣医版ブラックジャック”なら、読売テレビ「獣医さん、事件ですよ」(2014年) は“獣医版寅さん”といったところでしょうか。主人公は情に厚く、困っている人を放っておけない獣医・柴健太郎(通称“シバケン”)。養子縁組で家族になった母と娘の3人で暮らしながら、動物の治療にあたるだけでなく、飼い主の抱えるトラブルにもどんどん首を突っ込んでいきます。さらに、女性に惚れっぽく、毎回、女性を巡る騒動を巻き起こしていきました。

もちろんシバケンは動物に対して真摯に向き合っており、無責任な飼い主には烈火のごとく説教することも。情に厚くて惚れっぽく、実直さも併せ持つシバケンを、陣内孝則がコミカルに演じていました。

■獣医マンガ&ハスキーブームの先駆けとなった作品も

テレビ朝日系「動物のお医者さん」(2003年)は獣医……ではなく、獣医を目指す学生たちの日常を、主人公の飼い犬チョビの視線からコミカルにつづった群像劇でした。原作は佐々木倫子の同名マンガで、1990年代初頭に大ヒットを記録。その後の獣医マンガ人気の先駆けとなった存在です。「獣医ドリトル」や「僕とシッポと神楽坂」も、その流れをくむ同名マンガが原作でした。

当時はチョビがシベリアンハスキーだったことから、同種をペットとして飼う人が続出し、シベリアンハスキーブームを巻き起こしました。ドラマ版はそんなムーヴメントから約10年を経て、満を持しての登場だったわけです。吉沢悠、要潤ら、当時の若手俳優が、獣医を目指す学生を演じています。ちなみに、アナウンサーになる前の平井理央も学生役で出演していました。

2001年に放送された日本テレビ系「向井荒太の動物日記~愛犬ロシナンテの災難~」も、獣医を目指す学生たちの青春群像劇でした。堂本剛が演じる主人公・荒太の愛犬のロシナンテの視線で、獣医学生の姿を描いています。

「動物のお医者さん」が獣医学生たちの日常をコミカルにつづったのに対して、「向井荒太の動物日記~愛犬ロシナンテの災難~」ではロシナンテが事故で生死をさまよい、荒太が交通事故に遭うなど波乱の展開に。動物との出会いと別れ、そして人生の転機を経て、気弱だった主人公が少しずつ成長していく姿が描かれました。

さて、新ドラマ「僕とシッポと神楽坂」は、心優しい獣医・コオ先生が動物と向き合う姿を通して、人間と動物の交流をハートウォーミングに描き出す物語の模様。相葉の演技が注目されていますが、やはり獣医ドラマの魅力といえば、登場する動物たちの愛らしさ。相葉と素敵な動物たちが、新ドラマをどのように彩ってくれるのか楽しみですね!

(文/地江仲慶太@H14)

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