TV番組情報をコラムとしてお届け!dmenuTV

コラム

ベランダーからゴローちゃんまで、5月病を癒しの“おじさんドラマ”で吹き飛ばせ!

  • twitterTwitter
    でシェア
  • twitterFacebook
    でシェア
  • LINEで送るLINE
    でシェア

ベランダーからゴローちゃんまで、5月病を癒しの“おじさんドラマ”で吹き飛ばせ!

(C)2018久住昌之・谷口ジロー・fusosha/テレビ東京

新年度が始まって早1カ月。新しい環境への慣れや疲れで、5月病になりやすい時期です。5月病の解消にはさまざまな方法がありますが、ここは1つ、テレビを見て気分をリフレッシュしてみませんか? そこでお勧めしたいのが、今期各局で放送中の、味のある中年男性俳優が活躍する“おじさんドラマ”です。

今期の“おじさんドラマ”では、キャリアもある妙齢のおじさんたちが、なりふり構わず好きなものを探求する姿が描かれています。その一途な姿に泣いて笑って、見終わる頃には元気をもらえているはず!

ということで、今回は憂鬱な気分を癒してくれること請け合いの、珠玉の3作品をご紹介します!

■植物の姿に一喜一憂するベランダおじさんに癒される

癒しといえば、自然や植物を想像する人も多いのでは? 今期では、植物とおじさんがマッチングしたドラマが放送されています。NHKで毎週土曜日夜11時30分にオンエアされている「植物男子ベランダー」は、都会にあるマンションのベランダで植物の世話に一喜一憂する、中年バツイチ男の姿を描いたコメディードラマです。

ドラマの見どころは、田口トモロヲが演じる“ベランダー”の、ちょっと行きすぎなぐらいの植物愛です。花が咲いたり枯れたりするたびに大げさに反応し、植物の配置に心を砕いたりと、ベランダ人生に生きがいを感じるおじさんの生活をつぶさに描いています。

また、ベランダーを取り巻く個性的なキャラクターたちもドラマを盛り立てます。ベランダーが常連となっている花屋のかわいい店員、突然押しかけてくる隣人の植物学者、盆栽にうるさい前職場の先輩など……。一癖も二癖もある登場人物たちが気まぐれに登場。性別も年代も違う人たちが趣味を通じてベランダーとつながっていく人間模様を観ていると、趣味をもつことのだいご味を感じられるかもしれません。

そのほか、多肉植物たちの愛憎劇を人気声優の吹き替えで描いた「多肉愛の劇場」など、ミニコーナーも充実しています。趣味に夢中なおじさんの微笑ましい姿に加え、植物たちにも癒されること間違いなしです。

■意中の相手も恋のライバルもみんな男!? 恋する乙女おじさんに癒される

ピュアな恋愛ドラマで癒されたいあなたには、テレビ朝日系で毎週土曜日夜11時15分に放送の「おっさんずラブ」はいかがでしょう?

田中圭演じる不動産会社勤務の独身サラリーマン・春田創一を巡って、22歳年上の上司と後輩の三角関係を描くドラマですが、最大の特徴はこの3人は全員男だということ……!男たちの本気の恋愛ガチバトルを主軸に、同性を好きになったために長年連れ添った夫から離婚を切り出された妻の心情など、様々な人間模様をコミカルに描いています。

特筆すべきは、吉田鋼太郎演じる春田に恋する敏腕部長・黒澤武蔵の乙女ぶり。想い人・春田のことを“はるたん”と呼び、仕事用のメールをもらうだけで顔をほころばせたり、ランチミーティングに春田の好物入りの手作り弁当を持参したりと、まるで女子大生のような行動を繰り広げます。第2話では恋のライバルである後輩社員・牧凌太(林遣都)と春田を巡って喧嘩になりましたが、その様子はキャットファイトさながらで、女性が見てもかなりの迫力がありました。

顎ひげがダンディーな黒澤が、春田の言動にキャッキャと喜ぶ姿はインパクト抜群で、ギャップに悶える女性たちがSNSを中心に急増中です。春田にポジティブかつ一途に気持ちをぶつけていく黒澤の姿は、勇気をもてない人たちの背中を押してくれること請け合いです。

■深夜の人気者!グルメおじさんの食べっぷりに癒される

趣味に生きるおじさんドラマといえば、テレビ東京系「孤独のグルメ Season7」はやはり外せません。

人気コミックを原作とした本作品では、松重豊が演じる食べることが大好きな輸入雑貨商・井之頭五郎が、全国各地の店で1人黙々と食事をする姿を描いています。シンプルな構成ですが、深夜帯に繰り出される垂涎必至の絶品料理の数々と、五郎の食べっぷりに視聴者の食欲が刺激され、熱狂的な人気を誇っています。

毎週金曜日の深夜0時12分から放送中の今シーズンでも、五郎の飽くなき食へのこだわりは健在です。前日に食べ損ねたとんかつを求めて、昼時に初めて訪れた街をさまよい歩いたり、仕事の打ち合わせ前にも関わらず店構えにつられて中華料理店に入ってしまったり。まるで子どものような食欲への忠実さは、見ていて清々しさを覚えるほどです。

見どころは、やはり強面の松重が至福の表情を浮かべて食事を頬張る姿でしょう。思わず胸がほっこりしてしまいます! 一軒家風のバイキング店やメキシカン料理店など、初見では思わず躊躇してしまいそうな店でも、食欲と直感の赴くままに訪ねていく姿には、食に対する強いポリシーが感じられます。新しい環境でつい人の顔色をうかがって流されがちな人には、五郎の言動に励まされるかもしれませんね。

それぞれのドラマで描かれるおじさんたちの人間臭い生き様は、コミカルでありながらときとして生きるヒントも散りばめられているようです。ぜひ頭を空っぽにして各作品を楽しみ、明日への活力へとつなげてみてはいかがでしょうか?

(文/玉手葉子@H14)

関連記事