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芸人たちの人間ドラマに思わず応援したくなる!? 「吉本坂46」は、本当に売れるのか?

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芸人たちの人間ドラマに思わず応援したくなる!? 「吉本坂46」は、本当に売れるのか?

4月からテレビ東京で「吉本坂46が売れるまでの全記録」(火曜深夜26時05分~)の放送がスタートしました。吉本興業所属の芸人・タレント6000名を秋元康がプロデュース。オーディションや面接を経て、乃木坂46、欅坂46に続く“坂道シリーズ”第3弾のアイドルグループ「吉本坂46」を結成する姿を、ドキュメンタリータッチで追っています。

2月21日の「吉本坂46」発足の記者発表後、第1次書類審査には1,747名の応募があり、3月22日に第1次審査通過者751名が発表されました。その後、不合格組からの不満の声を受け、敗者復活戦でさらに20名の復活が4月12日に決まっています。

今年中にメンバーを確定し、ソニーミュージックからメジャーデビューすることも決定。“コント感、ゆるいバラエティ感は一切不要のアイドルユニット”として、東京ドーム公演や紅白歌合戦出場を目指す本気のプロジェクトなのです。

■芸人に事欠かない苦労話に、気が付けばファンになっている?

これまでの放送では、第1次審査通過者発表の模様などが映し出されてきました。その様子を見ると、どうやら番組の狙いは、浮沈の激しい芸人の世界で、圧倒的多数の(それほど)売れていない人たちにスポットを当てることにあるようです。

第3回目の放送回(4月18日)では、プロジェクト発表時にVTR出演した秋元康の「人気にも上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います」という言葉に、「完全に自分に当てはまった」と強く反応したはんにゃ・金田哲が登場しています。

はんにゃは結成2年で、中高生から爆発的な人気を獲得し、一躍アイドル芸人となったものの、数年で失速。金田は「落下に近い状態でした。アイドル扱いされて戸惑ったあの経験は、このためだったんじゃないか」と当時を振り返っています。この頃、相方の川島章良は人気の急落とともに腎臓がんが発覚。早期発見できたのは妻の妊娠のおかげで、命を救ってくれたアイドル好きの妻とお腹の中にいた娘に「『吉本坂46』で輝く自分を見せたい」と、秘めた思いを語っていました。

番組出演者の1人で、坂道シリーズへの造詣も深いクイズ作家の古川洋平は、「吉本坂46」に賭けてチャレンジする芸人たち姿を見て、さっそく応援コメントを送っています。

「応援したくなったら、もう『吉本坂46』が好きになっていますよ」
「なんで、わざわざ(乃木坂、欅坂の)ファンから反感を買うような名前にしたのかと思っていたんですが、人の気持ちを動かせば応援の気持ちが湧いてくるし、坂道シリーズにすることで、上り坂、下り坂っていうドラマを見せたいっていう、秋元さんの意図が見えた瞬間ですね」

また、レギュラー出演の乃木坂46・松村沙友理も「川島さんの握手会があったら、がんばってくださいって言いに行きたい」と、彼らの姿に好意的な反応を見せています。芸人に苦労話は事欠かないだけに、「なるほど『吉本坂46』もアリなのかもしれない」と、番組を観ている方はまんまとその戦略にハマってしまいそうになるわけです。

■乃木坂46、欅坂46のコメントに見る、今後の番組展開

第2回目の放送回(4月11日)では、「吉本坂46」という“妹分”ができると聞いてどう思うか、乃木坂46、欅坂46のメンバーへのインタビューが行われました。

最初は「どういうこと?」と戸惑いつつ、乃木坂46・秋元真夏は「歌もダンスもできる芸人さんってなったら、MCはダントツだから、アイドルが脅かされるくらいの存在になる気がする」と答えていました。

さらに「オーディションを突破するためのアドバイスは?」と聞かれた欅坂46のメンバーからは、「面白さを追求したり、自信をもちすぎると落ちちゃうという、私の勝手なイメージがある」(今泉佑唯)、「素で印象に残ることをした方がいい」(小池美波)、「秋元(康)さんって、完璧じゃなくて、未熟で育ててあげようってなる人が好きなんじゃないか」(土生瑞穂)といったコメントが。

これらのコメントに古川は、「未熟、イコール原石ということだと思うんです」と反応。

「そういう意味では、よしもとには原石は多いかも」
「(乃木坂、欅坂)は挫折をして大きくなっているというファンの認識があって、秋元さんもそれを見たいと思っていて、いろいろ仕掛けたりするんです」

などと、今後の展開に関連するのか? と思わず邪推したくなる発言も飛び出しました。

「吉本坂46」の第一次審査を通過した主な合格者は、以下のメンバーです。

村上ショージ、野沢直子、ココリコ遠藤、ペナルティワッキー、次長課長河本、麒麟田村、平成ノブシコブシ吉村、極楽とんぼ山本、パンサー尾形、尼神インター誠子、トレンディエンジェルたかし・斎藤、ガンバレルーヤよしこ・まひる、スパイク小川・松浦、坂田利夫、池乃めだか、山田花子、はんにゃ金田・川島、フルーツポンチ村上・亘、ムーディー勝山、8.6秒バズーカ田中・はまやねん。

ちなみに、「吉本坂46」の1次審査で落選したとコメントして、ツイッターで話題になっていたたむらけんじのつぶやきですが、第4回目の放送回(4月25日)によれば、たむらけんじはそもそも応募していなかったそうです。ほかにも、ツイッターには、番組に関わった芸人・タレントの悲喜こもごものコメントが寄せられているので、ファンの人は見返してみると面白いのではないでしょうか?

なかなかクセの強い原石が集まった候補メンバーたち。果たして「吉本坂46」はどんなグループになっていくのか、怖いもの見たさ半分で、今後も注目です!

(文/岸田キチロー)

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