コラム

【二宮和也編】嵐のメンバーが愛される理由

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【二宮和也編】嵐のメンバーが愛される理由

2020年を以て活動休止を発表した嵐。芸能界からも番組やSNSを通じて多くのコメントが寄せられ、影響力の大きさを物語っている。ジャニーズを代表するアイドルグループとして今日まで活躍してきたのは、各メンバーの魅力的なキャラクターが多くの人々から愛されてきたからだろう。

今回はジャニーズきっての演技派、二宮和也の愛されエピソードを探ってみよう。

■10数年の役者仲間・高橋克実との絶妙な関係


役者仲間で二宮と親しい俳優といえば、共演作品が多い高橋克実を思い浮かべるファンも多いかもしれない。

二宮を15歳ごろから知っていると言う高橋。2016年1月に高橋がゲスト出演した「VS嵐 」(フジテレビ系)では、二宮のことを「よくご飯に連れていってくれっていう、親戚の人みたいなもんですね」と表現し、親しい間柄をうかがわせた高橋。

同番組では、若かりし二宮が高橋からタクシー代をもらっていたエピソードも明かされた。高橋は「昔は寂しそうな子犬みたいな顔をしてタクシーの前で待ってた。で、タクシー代を払うっていうと、『いいの!?』なんて言っていた」と当時の二宮を回顧。すると二宮は、そのタクシー代を生活に充てていたという驚きの事実を告白。タクシー代をもらってもできる限り歩いていたのだとか。

また2015年11月放送の「直撃LIVE グッディ! 」(同)では、二宮が映画『母と暮らせば』(2015年)で共演した吉永小百合から“フェアリー”というあだ名をつけられたことを知った高橋が「次からフェアリーって呼んでやるよ!」と便乗する様子が流された。

後日同番組が二宮にこの件を尋ねたところ、放送局のエレベーターで高橋と遭遇した際、何度もフェアリーと呼んでくる高橋に「あんまりに気にしない、もう無きものとしてそのまま降りました」とそっけない態度を取ったことをぶっちゃけた。

しかし二宮は続けて、大先輩の高橋のことを愛をこめて「おはげちゃん」と呼んでいることも明かした。22歳という年の差がある二人だが、お互い気持ちを許しているからこそ、数々のほのぼのエピソードが生まれているようだ。

■ベテラン脚本家を「ちゃん」付けしても許される魅力


またドラマ「やすらぎの郷」(2017年・テレビ朝日系)などを手掛ける脚本家の倉本聰も、二宮に信頼を寄せる人物の一人だ。

二宮は過去、倉本脚本のドラマ「優しい時間」(2005年・フジテレビ系)と「拝啓、父上様」(2007年・同)に出演。倉本は自身の脚本へのこだわりが強く、台詞を変えられることを好まないようだが、二宮には自由に変えてほしいと伝えている というから驚きだ。

2010年10月に二宮が出演した「A-Studio 」(TBS系)でも笑福亭鶴瓶によって、倉本が二宮のことを「あいつは倍返ししてくる。『そうじゃないんだ』と言おうかなと思うのに、それ以上のものを持ってくるから言えない」と語っていたことが明かされている。二宮が持つ役者としての才能を高く買っているようだ。

また二宮は倉本を「聰ちゃん」と呼んでいるようで、倉本の著書『ドラマへの遺言 』(新潮新書)では、「生意気な感じだけど失礼な感じにならない。ナイーブさも持っているし、あの子の才能ですね」と綴っている。

役者としての感性だけではなく人懐っこいキャラクターは、倉本の心に大きく響いているようだ。

■人見知り俳優・本郷奏多も二宮に魅了?


二宮の気さくなキャラクターは、年下の役者仲間からも信頼されているようだ。なかでも二宮を「ニノカズさん 」「ニノさん」と呼び慕っているのが、映画『GANTZ』(2011年)などで共演した本郷奏多である。

2019年4月 放送の「VS嵐」では、「『ご飯連れてってください』って言ってもあんまり構ってくれないんですけど、ただ『一緒にゲームしましょう』っていったら一瞬で来てくれました」と二宮の素顔を暴露。本郷曰く「超部屋着」でやって来たようだ。

さらに本郷が二宮へ「またゲームしてくださいね。ご飯も連れて行ってください」とねだるも、ゲームをするのは良くてもご飯をおごるのは嫌なのか、曖昧な返事をする二宮に「濁すじゃん!」とツッコむも一幕も。

人見知りを公言している本郷を惹きつかせる二宮。本郷の性格を「頭はいいんですけどねじ曲がってる」と評しつつも、イジってツッコミ合う信頼関係をしっかりと構築しているようだ。

演技の実力はもちろんのこと、人間的な魅力でも人々を惹きつける二宮。「人たらし」とも言えるコミュニケーション力が、自然と役者としての成長にもつながっているのかもしれない。

(文/相場龍児)

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