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今回は菅田将暉主演!名作学園ミステリー作品を振り返る

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今回は菅田将暉主演!名作学園ミステリー作品を振り返る

菅田将暉主演の冬ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)が1月6日よりスタート。

菅田が演じるのは、高校の美術教師・一颯(いぶき)。数ヶ月前に自らこの世を去った生徒の“死の真相”に迫るべく29人の生徒を突如人質にとる、謎に満ちた役柄だ。

本作のようないわゆる「学園ミステリー」と呼ばれるジャンルは、ドラマファンの間では“隠れ名作”が多いことでもよく知られる。そこで今回は、過去に好評を博した作品を振り返ってみよう。

■名作のキーワードは“死の真相”?


菅田のドラマと同様、“死の真相”をテーマとした学園ミステリードラマといえば、2017年放送の「明日の約束」(フジテレビ系)だ。

井上真央演じる高校のスクールカウンセラー・日向(ひなた)が、謎の死を遂げた生徒・圭吾の死の真相を暴こうとする。しかしそこには、学校内の問題だけでなく、彼を溺愛し過干渉を続けた母親の存在があった……というストーリー。

“いじめ”や“毒親”など近年メディアでもさかんに取り上げられているテーマに真っ向から挑んだ本作は、今の社会に警鐘を鳴らす、非常にメッセージ性の高い作品であった。

また、2016年放送のドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」(テレビ東京系)も“死の真相”がキーワードの作品だ。

ある日、担任教師・徳山の死体を教室で発見した欅坂46のメンバー扮する生徒たち。ところが彼女たちは、皆でその遺体を隠すことに決め、犯人探しに奔走する。

ところどころにシュールな笑いが挟み込まれ、ブラックコメディーとして見ても秀逸な本作。「しょせんアイドルのドラマ」と色眼鏡で見ていたミステリー好きの中にもファンになる者が現れるなど、単なる“アイドルドラマ”の枠を越えた新感覚の学園ミステリーであった。

■“謎解き”には友情が必須!伝説の学園ミステリードラマ


原作・天樹征丸、作画・さとうふみやによる同名漫画を実写化した「探偵学園Q」(日本テレビ系)は、2006年に単発ドラマ、2007年には連続ドラマ化された人気作。

神木隆之介が演じる主人公・キュウは、鋭い観察力と洞察力を持ち、人の感情や心を感じ取ることができる中学生。志田未来演じる瞬間記憶能力の持ち主・メグや、当時ジャニーズJr.で現Hey! Say! JUMPの山田涼介演じる天才少年・リュウら、探偵学園の仲間たちと共にさまざまな事件を解決していくストーリー。

今では一流俳優となった彼らの初々しい演技が楽しめるのはもちろんだが、若手刑事役に星野源、講師役には現在国会議員となった山本太郎など意外なキャストたちが脇を固めており、今見るとまた違った楽しさがありそうな一作である。

そして、学園ミステリードラマの金字塔とも呼べそうな名作が、2000年放送の「六番目の小夜子」(NHK)だ。

直木賞作家・恩田陸の同名小説を原作とした本作は、鈴木杏演じる玲、栗山千明演じる沙世子が学園に伝わる「サヨコ」の謎を解き明かしてゆくミステリーであると同時に、ふたりの友情と成長をメインテーマにも据えていて、青春ドラマとしての魅力も備えている。

キャストはほかにも、若き日の山田孝之、山崎育三郎、勝地涼、松本まりか、内野謙太など、非常に豪華な顔ぶれがそろっていた。

学園ミステリードラマの中でもホラー要素の強い作品であり、内容もさることながら、特に当時小学生だった人々の中には、不気味なイントロから始まるテーマソングがトラウマになっている人も多いとか。

「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」も、数々の名作学園ミステリーの仲間入りが果たせるか。謎と事件が絡み合うそのストーリーに注目していきたい。

(文/オダギリ)

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