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“水谷豊の娘”は卒業! 「ブラックペアン」“猫ちゃん”で高まる趣里の評価

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 “水谷豊の娘”は卒業! 「ブラックペアン」“猫ちゃん”で高まる趣里の評価

俳優・水谷豊と元・キャンディーズ伊藤蘭の娘として知られる女優の趣里。2018年4月から放送中のドラマ「ブラックペアン」(TBS系)では、主演の二宮和也の相棒である猫田麻里役を演じ、SNSで「かっこいい」と話題だ。「二世俳優」から「実力派」へと進化する趣里の姿を追ってみた。

■いつもクールな“猫ちゃん”がニッコリ

医療ドラマ「ブラックペアン」では“猫ちゃん”と呼ばれ、注目を集める趣里。嵐の二宮演じるダークヒーロー的な天才外科医を、クールな眼差しでサポートする個性的な看護師を好演している。2018年5月6日の番組公式インスタグラムでは、「いつもはクールな猫ちゃん」「舞台裏ではステキな笑顔でみんなを癒してくれます」と趣里のオフショットが投稿され、劇中とは異なる優しげな姿に「かわいい」という声が殺到した。

彼女は2011年のデビューから舞台やドラマで経験を重ね、2016年にはNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に出演。2017年4月期のドラマ「リバース」(TBS系)では議員秘書の妻役でゴミ袋を積み上げるなどの狂気的な演技で注目を集めたが、これまでは「水谷豊の娘」という見られ方をすることも少なくなかった。しかし、現在放送中の「ダスキン」のCMでは風間俊介と息の合った夫婦役を演じ、今回の「ブラックペアン」の“猫ちゃん”でお茶の間でも一目置かれる存在に変わっている。

■スクリーン映えする存在感と身のこなし

映画界からの視線も熱い。幼い頃から打ち込んでいたバレエの身のこなしと、他の役者にはない独特の存在感は早くから注目され、ファンからは既に「個性的な実力派」として知られている。2015年公開の『東京の日』ではさっぱり女子役で主演を務め、2016年の映画『秋の理由』では寺島しのぶら実力派俳優と共演。2017年、松岡茉優主演で公開された『勝手にふるえてろ』での金髪のウエイトレス役は美しい身のこなしが魅力的で、「趣里さんありきでアテ書きした」とインタビューで大九明子監督が語っている。

今年秋には、芥川賞受賞作家・本谷有希子原作の映画『生きてるだけで、愛』で主演を務め、菅田将暉と恋人役を演じることが決まっており、さらに評価が高まるであろう趣里。アキレス腱と足首のはく離骨折のためバレリーナの夢を断念し、「実力派」として女優の道を着実に進んでいる彼女のことを、世間はもう単なる「二世俳優」とは呼ばないだろう。

松たか子、安藤サクラ、松田龍平など「実力派」として知られる二世俳優は数多く、趣里も名を連ねるに違いない。クールな眼差しで独特な存在感を放つ、彼女の今後の活躍を期待したい。

(文/オダギリ)

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