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一人七役の知英(ジヨン)が秀逸!~完成度の高いドラマ『オーファンブラック』~

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一人七役の知英(ジヨン)が秀逸!~完成度の高いドラマ『オーファンブラック』~

“BBCドラマの日本初リメイク”『オーファンブラック 七つの遺伝子』。
予測不可能な展開・ド派手なアクション、CG多用で、担当の松本圭右プロデューサーは「どうしてこの作品に手を出してしまったのか」と後悔したこともあったという。それでも主演で、1人7役に挑むKARAの元メンバー・知英(ジヨン)が笑顔でいてくれ、「スタッフ一同が知英さんの応援団」となって制作にあたって来た。主人公の女優を素晴らしく撮ろうという姿勢のドラマは、どこか好感の持てる雰囲気を持つ。

■これまでの物語

施設育ちのシングルマザー・青山沙羅(知英)は協調性もなく、仕事も長続きしない。一人娘を養母の冴子(麻生祐未)に半ば取り上げられ、孤独な日々を送っていた。

初回では、駅のホームで女性がホームに飛び込む場面に出くわす。沙羅と瓜二つの椎名真緒子(知英の二役目)だった。さらに車に乗り込んだ際に、後部座席に赤髪の女(オク・エンヨ=知英の三役目)がいたが、襲撃され頭を撃ち抜かれたオクは即死してしまう。
自分と同じ顔をもつ人物が世界中に多数いるという設定で、初回で早くも二人が死んでしまった。

その後、吉川理華(知英の四役目)と東北弁のオンナ・小田切泉(知英の五役目)と出会い、自分たちはクローンで、何者かに命を狙われてると知る。
数日後、真緒子の相棒で刑事の金城(岡田浩暉)と捜査現場に出向くと、金城が狙撃されてしまった。沙羅がひとりで追跡してると、犯人・エレナ(知英の六役目)と格闘になる。なんと犯人の顔は、沙羅と同じだった。
自分と同じ顔の人物(クローン)が5人になり、全貌が少しずつ分かり始めていた。

■第5話の概要

犯人・エレナ(知英)が沙羅(知英)を呼び出したのは、自殺した刑事・真緒子(知英)が射殺した高畑智子(鳥居みゆき)の部屋だった。エレナと高畑にどんな繋がりがあるのか困惑する沙羅。そんな沙羅になぜ高畑の家にいたのか理由を説明しろと金城(岡田浩暉)が詰め寄る。沙羅はとっさに刑事を辞めると言い出す。
一方、沙羅のふりをして萌絵(庄野凛)と会っていたクローンの理華(知英)。冴子(麻生祐未)には“なり替わり”を隠し通せたが、萌絵(庄野凜)は別人であることをお見通しだった。何とかごまかす理華。そんな中、理華/沙羅は冴子から明日また萌絵と会うことを許される。

その夜沙羅は、不思議な夢を見る。手足を拘束され、身動きも出来ぬまま、様々な機械が取り付けられた自分の姿。翌朝沙羅は、口の中から金属片を発見する。さらに注射の痕など体から小さな異変が見つかる。あれは現実だったのだ。そこに槙雄(山崎育三郎)が現れる。困惑と恐怖に沙羅はその場を足早に立ち去る。
理華や泉(知英)に現状を報告し導き出された答えは、「槙雄は自分たちを監視する、いわゆる“モニター”」ということ。「やっぱり私たちは実験モルモットなのよ!」…信じたくない沙羅。だが、理華も不審な行動を取る夫・勇(岩尾望)に疑惑の目を向け、泉もラボの研究生を疑うようになる。

その頃、瀕死のけがを負ったエレナを宇賀神(大杉漣)が介抱していた。エレナを優しく包み込むように洗脳する宇賀神。「オリジナルはお前だけ。コピーは全員削除しなければいけない。青山沙羅もだ」宇賀神の言葉に、エレナは再び氷の表情を浮かべる。
そんな中、沙羅は萌絵と久しぶりに会えることになる。思わず抱きしめ、愛娘のぬくもりを感じる沙羅。と、唐突に響くシャッター音。何やら不気味な男(竹中直人)がゆっくりと沙羅たちに迫っていることに、沙羅は気付いておらず…。

さすが北米で大ヒットし、シーズン4まで制作されたドラマだけのことはある。
話はかなり複雑だが、スリルとサスペンスの完成度はかなり高い。話がどちらに展開していくのか、期待して見守りたい。

文責:次世代メディア研究所 http://jisedai-media.main.jp/
『オーファンブラック』東海テレビ制作・フジテレビ放送 毎週土曜よる11時40~
http://tokai-tv.com/orphan/

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