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12回放送『魔女の宅急便』の強さの秘訣!

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12回放送『魔女の宅急便』の強さの秘訣!

(c)1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

ジブリ映画の地上波テレビでの放送は、日本テレビ『金曜ロードSHOW』が一貫して担ってきた。
放送は1985年の『風の谷のナウシカ』から始まり、『天空の城ラピュタ』(88年)、『となりのトトロ』(89年)、『火垂るの墓』(89年)、『魔女の宅急便』(90)と増え、既に22作を数え、放送回数は140を超えている。
当初は年間1本程度の放送だったが、ジブリ映画が増えるに従い放送も増え、過去10年では年間6本ほど放送されている。これらは基本的に高い視聴率を獲り、今や地上波のGP帯唯一の映画番組枠『金曜ロードSHOW』を支えると共に、日テレの三冠王にも貢献している。

■『魔女の宅急便』の実力

こうした鉄板のジブリ映画の中にあり、『魔女の宅急便』はジブリの中の5作目の映画。1990年10月の初出し以来、既に12回も放送されている。12回の平均視聴率18.8%、累積で200%以上も稼いでいる。
ちなみに累積200%超は、『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』についで5位。10年以上古い映画で5回以上放送されたジブリ映画の中では、平均視聴率は『千と千尋の神隠し』『となりのトトロ』『もののけ姫』『天空の城ラピュタ』についで5位となる。ともに堂々たる成績だ。

しかも過去12回の視聴率をたどると、面白い事実に出会う。
90年10月:24.4%
92年4月:21.5%
95年7月:19.2%
97年7月:21.6%
99年7月:19.4%
01年7月:20.0%
03年7月:22.8%
05年9月:14.7%
07年7月:14.9%
09年7月:13.7%
11年7月:13.5%
16年1月:18.8%
2003年までは20%前後と極めて高い実績だった。ところが8回目の放送となった05年から4回続けて13%前後に下落した。ところが16年、放送を夏から冬に切り替えたところで18.8%と以前の強さに戻っていた。同作が如何に根強いファンに支持されているかがわかる。

■物語の概要

主人公のキキ(高山みなみ)は、魔女のおかあさん・コキリ(信沢三恵子)と人間のおとうさん・オキノ(三浦浩一)に愛されて育った天真爛漫な魔女の女の子。
13歳になったら、一人前の魔女になるために、知らない街で一人暮らしをするのが魔女の掟だった。相棒の黒猫・ジジ(佐久間レイ)と共に故郷を旅立った彼女は、海沿いの大都会・コリコを「新居」にしようと決める。ところが忙しない大都会に戸惑い、騒動を巻き起こして早速落ち込んでしまうキキ。そんな中、パン屋のおかみさん・おソノ(戸田恵子)と知り合ったキキは、彼女の家の離れに下宿しながら、魔女の空を飛ぶ力を使って「お届け屋さん」をすることになった。つまり“魔女の宅急便”だ。

キキの最初の仕事は、黒猫のぬいぐるみの配達。キキは張り切るが、その道中、ぬいぐるみを森に落としてしまった。
ぬいぐるみを探している時に森のアトリエで暮らす画学生・ウルスラ(高山みなみ)と出会ったキキは、夢を叶えるために他の女の子たちとは違う道を選んだ彼女と心を通わせる。そうしてキキが新生活に少しずつ慣れ始めていたある日。友達のトンボ(山口勝平)がキキをパーティーに誘いに来た。初めてのパーティーに胸をときめかせるキキは、大急ぎで仕事を片付けようとするのだが…

日テレは「新年の始まりに優しさと幸せを届けます」と謳っている。
確かに、“少女の初めての一人暮らし”“親友との出会い”、そして“挫折”など。宮崎駿監督が魔女の少女の成長を爽快感たっぷりに描いた優しさと幸せの物語は、共感できるエピソードにあふれている。
“自分自身を信じる心の大切さ”や、“人と人とのふれあいの温かさ”をほのぼのと描き出す名作。温かい部屋で家族一緒に見るには最適かも知れない。
夏の放送で徐々に数字を落としていたが、冬に移動させて視聴率を吹き返した同作。今回も温かい数字になるような気がする。

文責・次世代メディア研究所
金曜ロードSHOW『魔女の宅急便』日本テレビ 5日(金)よる9時~
https://kinro.jointv.jp/

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