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ジオウをはじめ、先輩の力を使いこなすヒーローたち

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ジオウをはじめ、先輩の力を使いこなすヒーローたち

(C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

9月2日にスタートした、平成仮面ライダーシリーズ20作記念作品「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系 毎週日曜午前9:00~9:30)。歴代平成ライダーから力を受け継ぎ、アーマーとして身につけて戦う仮面ライダージオウだが、そうした「先輩」の姿に変身したり、力を借りたりするヒーローは過去にもいた。

■平成ライダー10周年に誕生したディケイドが先輩に変身

先輩たちの力を借りるという描写は、昭和のウルトラシリーズにすでにあった。たとえば「ウルトラマンA」(1972~1973年)の第14話で、ウルトラマンAはウルトラ兄弟4人に与えられたエネルギーで必殺技を放ち、強敵を倒した。
しかし先輩の力を使うヒーローと言えばやはり、平成仮面ライダーシリーズ10周年・10作記念作「仮面ライダーディケイド」(2009年)だろう。さまざまな並行世界を旅するディケイドは、ライダーカードによって基本形態のほか、ディケイド以前の9人の平成ライダーや各ライダーの別形態に変身可能。第1話でディケイドからカブト、555、響鬼へと変身しながら怪人たちを蹴散らす姿は、絶大なインパクトがあった。

■海賊版の戦士たちがレジェンドの力でド派手に活躍

「ディケイド」の2年後、スーパー戦隊シリーズ35作記念作品「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011~2012年)が始まった。戦隊版ディケイドと言える作品であり、海賊戦隊というタイトルには、本物ではない「海賊版」の意味も込められている。
ゴーカイジャーたちは、“レジェンド”たちの力が宿ったレンジャーキーにより基本形態+歴代34戦隊の戦士たちの姿に変身する。ゴーカイレッドは主に歴代の赤の戦士、ゴーカイブルーは青の戦士、という具合に、それぞれ自分と同じ色の戦士に変身することが多かった。ちなみに第1話で歴代34戦隊が勢ぞろいした「レジェンド大戦」が映像化されたが、ただただ圧巻だった。

■ふたつのパワーで戦い、明日に進むウルトラマンたち

近年のウルトラマンは、先輩の力を借りて戦う戦士が多い。「ウルトラマンオーブ」(2016年)のウルトラマンオーブは歴代ウルトラマン2人(初代ウルトラマン+ウルトラマンティガなど)の力を借りた形態へ変身。同じく「ウルトラマンジード」(2017年)のウルトラマンジードも歴代2人(ウルトラセブン+ウルトラマンレオなど)の力を借りた形態へ変身して戦った。オーブもジードも各形態は見た目も能力も異なり、戦い方も多彩だった。
なお放送中の「ウルトラマンR/B(ルーブ)」(テレビ東京系 毎週日曜午前9:00~9:30)のウルトラマンロッソとブルも、歴代ウルトラマンが描かれたルーブクリスタルで変身。だがウルトラマンタロウ=火など、対応するエレメントの力を活用して戦うため、「歴代の力を借りている」印象は薄い。

ジオウに変身する常磐ソウゴは、未来で最悪の魔王になると告げられるが、最善の王様になると宣言し、新たな王を擁立しようとする者たちと戦う。歴代ライダーたちとの出会い、特にディケイドとの出会いで何が起こるか楽しみで仕方ない。

(文/佐藤新@アドバンスワークス)

(C)2017 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

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