コラム

AKB48がプロレスに挑む『豆腐プロレス』、女子プロレスラーとアイドルの共通点を探る

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現在、テレビ朝日系列で放映中の『豆腐プロレス』(土曜深夜0:35~1:00)。ドラマの中では、AKB48のメンバーがプロレスラー役を演じ、意外にサマになっていると評判も上々。練習を積めば、プロレスラーに転向できそうなメンバーも見受けられるほどです。対称的に最近の女子プロレスラーの中には、アイドルユニットや女優業で芸能活動をしている選手も。もはやアイドルと女子プロレスラーの世界には境目はほとんどありません。ふたつの業界の共通点をピックアップして、現状を分析します。

●強さよりもルックスが重要される女子プロレス界
戦国時代と称される混沌とした現在の女性アイドル界。ヒットチャートを賑わせるグループもいれば、地方で地味に活動しているローカルアイドルも。さまざまなタイプが存在し、実力・人気はピンからキリまで。なかには、「このコがアイドル?」と驚くようなタレントもいて、アイドルの定義があやふやに。反対に女子プロレス界では、AKBの総選挙に出ても高いランキングを獲得しそうな美人レスラーが急増しています。まなせゆうなは、ミス東スポ2017特別賞を受賞。現在、プロレスを休業している加藤悠は、アイドルユニット『LOM』で活動中。セクシーショット満載のイメージDVDに出演する選手も数多くいます。アイドルレスラーの存在なくして経営が成立しないのが今の女子プロレス界。強さだけでは、お客さんが来てくれない時代なのです。

●カラダが大きくなくても誰でもレスラーになれる時代
女子プロレスラーを代表する顔ぶれはかつてなら、ダンプ松本やアジャ・コングといった巨漢や、神取忍や長与千種のようなボーイッシュで強さを前面に出した選手が占めていました。しかし今は違います。プロレスラーのイメージとはほど遠い、身長160センチ・体重60キロ前後のスレンダーかつ女性らしいルックスの選手が主流。『豆腐プロレス』の中でハリウッドJURINA役を演じる松井珠理奈のような選手が、まさにこのタイプ。昔はカラダの大きさがプロレスラーになる条件でしたが、今はサイズを問われることはありません。首、腕、脚が一般人よりも細くてもレスラーと名乗れます。小中学生の子供でもプロレスラーとしてリングに上がれるのですから。アイドル同様に、プロレスラーになるためのハードルは低くなったものです。

●アイドルもレスラーも仕事のギャラより物販で稼ぐ
アイドルイベントやプロレスの試合が終わった後、熱心なファンはアイドルや選手本人から直接購入できる物販コーナーに直行します。マニアックな物欲と、たくさん購入して顔を覚えてもらいたいというファン心理がそうさせるのです。AKB48のようなビッグなアイドル以外は、本人が売り場に立って、Tシャツやポートレート写真といったオリジナルグッズを販売しています。コンプリートしないと気が済まないファンを対象にしているから値段は高め。グッズのクォリティーは、素人がパソコンで作れるレベルの商品がほとんど。それでもファンは、サインや握手、ツーショット撮影といった特典をゲットするために大量購入するものです。生活が厳しいアイドルや女子プロレスラーにとって、物販は重要な収入源になっています。

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